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書籍

父を捜す新米家政婦と、蔵元一家の日常ドラマ

家政婦ですがなにか?

蔵元・和泉家のお手伝い日誌

  • 560円+税
  • 2017年8月22日発売

二年前に亡くなった母の形見は、空の一升瓶だった。

短大卒業後、母の遺言で蔵元・和泉家の家政婦として働くことになったみやび。それには、父を捜す目的もあった。天涯孤独となったみやびは父を知らない。母の形見である〈鳳〉の一升瓶が、父を知る唯一の手がかり。そして、〈鳳〉の蔵元は和泉酒造であり、母もかつて和泉家で働いていたのだ――。初出勤の日、みやびを迎えたのは、クセモノばかりの四兄弟で…?

著者プロフィール

高山 ちあき(たかやま ちあき)

12月25日生まれ。B型。2009年ノベル大賞読者大賞を受賞。主な作品に「橘屋本店閻魔帳」シリーズ(コバルト文庫)、「異世界温泉郷」シリーズ、「藤丸物産のごはん話」シリーズ、「冥府の花嫁」シリーズ、「おひれさま 人魚の島の瑠璃の婚礼」(集英社オレンジ文庫)など。

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高山 ちあき