書籍
父を捜す新米家政婦と、蔵元一家の日常ドラマ
家政婦ですがなにか?
蔵元・和泉家のお手伝い日誌
- 560円+税
- 2017年8月22日発売
二年前に亡くなった母の形見は、空の一升瓶だった。
短大卒業後、母の遺言で蔵元・和泉家の家政婦として働くことになったみやび。それには、父を捜す目的もあった。天涯孤独となったみやびは父を知らない。母の形見である〈鳳〉の一升瓶が、父を知る唯一の手がかり。そして、〈鳳〉の蔵元は和泉酒造であり、母もかつて和泉家で働いていたのだ――。初出勤の日、みやびを迎えたのは、クセモノばかりの四兄弟で…?
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