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もののけ寺に朝が来て

もののけ寺の白菊丸 桜花の稚児舞 番外編

集英社オレンジ文庫11月刊『もののけ寺の白菊丸 桜下の稚児舞』発売記念、瀬川貴次書き下ろし番外編!

シリーズ既刊情報

もののけ寺の白菊丸シリーズ

12歳となった白菊丸は、今日、寺へと入る。さる貴き方の落胤である白菊丸は、ゆくゆくは僧侶となるのだ。涙をこらえ出発すると、寺の近くまで来たところで山賊に襲われかかる。窮地を救ったのは、不思議な雰囲気を漂わせた勿径寺の和尚だった。寺の稚児たちは白菊丸に、勿径寺の宝蔵には古来より、力ある物の怪たちの骸が封じられていると言うのだが……? 

著者プロフィール

瀬川 貴次(せがわ たかつぐ)

1991年『闇に歌えば』でデビュー。集英社コバルト文庫に「聖霊狩り」「鬼舞」など著書多数。集英社文庫に『波に舞ふ舞ふ 平清盛』「ばけもの好む中将」シリーズなどがある。

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瀬川 貴次