10月17日（木）新刊4冊が発売になりました！
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青木 祐子『これは経費で落ちません！ 12　～経理部の森若さん～』
ちゃくちゃくと結婚に向けて準備を進める沙名子と太陽。名字はジャンケンで“森若”にすることになったけれど、それ以外にも世帯主、本籍地、新居、子供など、話し合わなければならないことは山積みだ。社内の既婚女性たちの家庭事情もいろいろと耳に入ってきて悩ましい。そしてそんな間も仕事は待ってくれない。業務効率向上のためのデジタル化も始まり……？

東堂 燦『百番様の花嫁御寮 2　神在片恋祈譚』
「百生」に嫁いだ紗恵は、当主・成実と、ある離島に行くことに。「夫婦水入らずの旅を」という先代・香純の計らいだった。明け方、宿で若い娘が不自然な死を遂げる。二人は宿の案内人で成実の旧友・鼓に話を聞くが、どうやら島ぐるみで何かを隠しているようで…。≪悪しきもの≫の気配を感じた成実は紗恵を逃がそうとするが、嵐で島に閉じ込められてしまい――!?

森 りん『異世界歯医者はいそがしい～　運命の患者と呪われた王国～』
失恋を機に地元に戻った歯科医の葵。縁あって引き継ぐことになった古い歯科医院は、院長室のロッカーがなんと異世界に通じていて!?　葵がたどり着いた王国では、すべての民がある「呪い」に苦しんでいた……それはいにしえの聖人たちが伝来した文化が原因でおこった「虫歯」で!?　薬も機器も限られるなか、葵は幼王マヨ三世の虫歯治療をすることになるのだが……!?

秋杜 フユ『ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ　瓦版とあおさのみそ汁』
とある事情で東京での仕事を辞め、伊勢・柳道商店街で喫茶店を営む実家に帰ってきた青年・健一。駐車場の係員として働いていたある日、商店街での出来事をコラムにしないかと依頼される。寿司店を訪ねる青年、捨てられた彼女、遅刻する小学生、復活した小料理屋……。商店街で出会う人々と交流を重ね、コラムにするたびに少しずつ心の傷が癒えていって――。