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書籍

人魚が棲む島の因習に翻弄される恋の結末は…!?

おひれさま

~人魚の島の瑠璃の婚礼~

  • 650円+税
  • 2024年7月18日発売

その美しい島には瑠璃ヶ浜と呼ばれる秘密の入江があって、ひとの顔を持つ瑠璃色の鰭の魚が棲んでいた。

美大生の柚希は友人の葬儀のため故郷の天沼島へ帰省した。人魚伝説のある島には『当たり年に選ばれた男女が婚礼を行って島守になる』という因習があり、柚希は花嫁に選ばれていた。だが、柚希が想うのは花婿の翔馬でなく、かつて自分を助けてくれた明人。『おひれさま』の祟りに怯える島民に婚礼を急かされながらも、二人は島の因縁に抗うように惹かれ合うが…?

著者プロフィール

高山 ちあき(たかやま ちあき)

12月25日生まれ。B型。2009年ノベル大賞読者大賞を受賞。主な作品に「橘屋本店閻魔帳」シリーズ(コバルト文庫)、「異世界温泉郷」シリーズ、「藤丸物産のごはん話」シリーズ、「冥府の花嫁」シリーズ、「おひれさま 人魚の島の瑠璃の婚礼」(集英社オレンジ文庫)など。

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高山 ちあき