新刊発売情報! 9月刊発売中!
9月20日(金)新刊5冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
ゆきた 志旗『小麦100コロス マンション管理士による福音書 不正な管理会社のたとえ』 装画:純生 文屋
専業では難しいと言われるマンション管理士。創士郎は、大企業を退職しあえて管理士として独立した。独立早々インターン志望の女子高生に付きまとわれたり警備員代わりにこき使われたりと散々な目に逢うが、粘り強くマンション管理組合に食い込む創士郎。だがその闘志の裏には、過去の悲しい事件が関係していて……。
相川 真『京都伏見は水神さまのいたはるところ 雨月の猫と夜明けの花蓮』 装画:白谷 ゆう
過保護な幼馴染みの拓己と水神さまのシロに世話を焼かれながらの京都・伏見暮らしも早や半年。高校二年生になったひろは進路に悩んでいた。ある日、ひろは親友である陶子の様子がいつもと違うことに気づく。光眩しい初夏から盛夏の京都を彩る、花鳥猫。水にまつわるあやかし事鎮め、じんわり優しい3つの夏物語。
せひら あやみ『虹を蹴る』 装画:花恵 ヨシ
かつて強豪と謳われた央学高校ラグビー部は、いまや勝ちなし、メンバーすらも集まらない危機に瀕していた……。倒れた母親に代わり、部員たちが暮らす寮の寮母になった瑞希にも、覇気のない少年たちにしか見えなかった。――あのプレイを見るまでは。天才肌の逸哉と人知れず努力を重ねる龍之介。それぞれの夏に心揺さぶられる瑞希。いつしかラグビーへの想いが、前へ進むことを躊躇っていた三人を変えていき――?
乃村 波緒『きみが逝くのをここで待ってる ~札駅西口、カラオケあまや~』 装画:睦月 ムンク
新歓コンパで行ったカラオケ店には、生首が転がっていた。「お客様、もしかして、視えてます?」話しかけてきた店長・花宮からここで働くよう誘われた和仁。花宮も「視える」人間のはずだが、常に和仁の傍にいる土色の男の霊については詮索してこない。ここで働くことにした和仁だが…?
ゆうき りん『うちの社長はひとでなし! ~此花めぐりのあやかし営業~』 装画:しわすだ
普通の人には見えないモノが見えるめぐり。見えないフリをして生きてきたが、あやかしたちのいたずらで、就職活動はことごとく失敗。やっと就職できたのは、鴉天狗が経営するイベント企画会社だった。人間に混じって生活するあやかしたちに働く場を与えつつ、利益も得なければ! めぐりが任された商店街再生化計画とは!?