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書籍

想いが重なったとき、古物は語りだす――。

長崎・眼鏡橋の骨董店

店主は古き物たちの声を聞く

  • 620円+税
  • 2018年7月20日発売

足の裏がひどく冷たい。硬い何かを踏んで、結真はまっすぐに立つ。

パワハラされて仕事を辞め、故郷・長崎へ戻ってきた結真。東京行きを応援してくれていた叔母の形見のマリア観音をそばに置きだして以来、なぜか悪夢 を見るように。心配した母が「古か物にまつわる問題ば解決してくれる」骨董カフェ・一古堂へ、勝手に相談の予約を入れてしまう。しぶしぶ一古堂を訪ねた結真は、店主・司とともに、マリア観音の来歴を調べることに…?

著者プロフィール

日高 砂羽(ひだか さわ)

7月28日生まれ。長崎県出身、在住。集英社オレンジ文庫に『ななつぼし洋食店の秘密』『長崎・眼鏡橋の骨董店 店主は古き物たちの声を聞く』「やとわれ寵姫の後宮料理録」シリーズ、コバルト文庫に『天命の王妃』シリーズなどがある。

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ご当地特集180720

日高 砂羽