拡大

書籍

忘れたい思い出は、ありますか?

君を忘れる朝がくる。

五人の宿泊客と無愛想な支配人

  • 640円+税
  • 2020年11月20日発売

林を抜けた先、湖の畔。
二階建ての瀟洒なペンションがひっそりと佇んでいる。

とある避暑地の林を抜けた先、花々が咲きみだれる湖のほとりにひっそり佇む瀟洒なペンション「レテ」。そこには不思議な部屋があり、一晩眠ると消し去りたいと願う記憶があとかたもなくなくなるという。料理上手だが寡黙な支配人の遠野愛文、しっかり者の少女・多希、常連客で女流ミステリー作家・丸川千歳の前に、ワケあり顔の宿泊者が今日もまたひとり現れて……!?

著者プロフィール

山口 幸三郎(やまぐちこうざぶろう)

2008年『語り部じんえい』で第15回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞、受賞作を改題した『神のまにまに!』を2009年刊行し、小説家デビュー。代表作に「探偵・日暮旅人」シリーズ、「天保院京花の葬送」シリーズ、「霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿」シリーズなどがある。

この作品をシェアする

山口 幸三郎