新刊発売情報! 3月刊発売中!
3月19日(金)新刊4冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
仲村 つばき『王杖よ、星すら見えない廃墟で踊れ』
王族による『共同統治』が敷かれるイルバス。末王子サミュエルが治める西部地域は貧しく、伯爵令嬢のエスメは食糧難を解決すべく、日々畑仕事にいそしんでいる。丹精込めて育てた芋が盗まれたのをきっかけに、頼りない双子の兄に代わり男装して王宮に出仕し、領地の窮状を訴えることを決意したエスメ。だが、サミュエルは性格に難アリともっぱらの噂で……?
一原 みう『祭りの夜空にテンバリ上げて』
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、失業中の渚の下に父の訃報と借金の督促が届いた。返済を待ってもらう条件は、父の稼業を継ぎ一月で百万円作ること。だが父の稼業はテキヤ。渚の人生をめちゃくちゃにしたたこ焼き屋で……。相続拒否すれば父の弟子が借金をかぶることに。お祭りもイベントも軒並み中止の状況で、渚はやむなくテキヤになる決意をするが!?
髙森 美由紀『柊先生の小さなキッチン』
失恋の痛手から、ひどい食欲不振に陥った一葉。小さな我が家万福荘のお隣さんとして、柊先生が越してくるまでは……。偶然の出会いと、心もお腹も癒す先生のごはんに、少しずつ自分を取り戻していく一葉。一方、万福荘には次々に個性的な住人が引っ越してきて? 嘘偽りなきポトフ・りんご角煮・湯気上げるプリン。やさしいメニューが絆を繋ぐ、満腹万福ストーリー。
猫田 佐文『透明人間はキスをしない』
将来に可能性が感じられず、自分が存在しないみたいに思えた高校三年生の冬。俺は風逢(ふわ)に出会った。冬の神戸、三宮。確かにそこにいるのに、俺以外には見えない透明人間。揺らぐ存在感の狭間で、自由に生きる風逢に惹かれた。……現れては消える少女に導かれるように、俺の人生は静かに動き出していく――。消えゆく君との出逢いから始まる、真冬の青春ストーリー!