新刊発売情報! 1月刊発売中!
1月17日(金)新刊8冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
小湊 悠貴『ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋』
2月末、碧は大樹の実家・風花館を訪問する。好物で歓待されたことを嬉しく思っていたら、大樹の祖母が寝込んでしまい!? 季節はめぐり3月。大学卒業が近づき、勤務先となる学校では研修が始まった。ある日、帰宅すると父親のつくった肉じゃがが食卓に。「ゆきうさぎ」のレシピでつくったそれを二人で食べながら、碧はある報告をする――。けじめと新たな出発の第9巻!
白洲 梓『威風堂々惡女 3』
皇帝・碧成との間に唯一子をなし、後宮で威勢を誇った寵姫・芙蓉に皇后暗殺の濡れ衣を着せ、追い落とした雪媛。しかし芙蓉は、幼い頃から自らに慕い付き従う潼雲を使い、雪媛を陥れようと画策し始めた。潼雲が雪媛の護衛として任じられると、未来の記憶を持つ青嘉は警戒を強める。そして雪媛が寵を得たことで増長した尹族の横暴は、雪媛への悪評となりはじめ……?
小田 菜摘『平安あや解き草紙 ~その恋、人騒がせなことこの上なし~』
自分の半分ほどの年齢である帝から求愛されながらも、妃ではなく尚侍として後宮で働くことが楽しい伊子。ある日、帝の石帯から飾り石がひとつ紛失していることがわかった。まさか後宮の誰かが盗んだ…? 疑いたくはないが、石がないことは事実。責任を問われる立場の伊子は周辺の女房たちに聞き込みを始めるのだが…。仕事も恋も大忙し!? 平安後宮お仕事ミステリー。
相川 真『京都伏見は水神さまのいたはるところ ゆれる想いに桃源郷の月は満ちて』
造り酒屋の跡取りで幼馴染みの拓己と水神の化身シロに世話を焼かれつつも、しっかりしなくちゃと奮闘中の女子高生のひろ。神社の宮司を務める祖母はな江の手伝いも、少しずつできるようになってきた。そんなひろも、遂に自分の気持ちに気づき始めて? 京都が錦色に輝き満月が美しい季節、あやかしの恋模様も騒がしく…。ほっこりじんわり、やさしさあふれる京の秋物語。
猫田 佐文『ひきこもりを家から出す方法』
僕がひきこもりになって十年が過ぎた。もう二十四歳になるらしい……。 影山俊治は、些細なつまずきが原因で自室から一歩も出られなくなり十年。 そんなある日「ひきこもりを家から出す」プロ集団から、敏腕メイドが派遣されてきて……!? 「ちょっと生きづらい」と感じる、すべての人へ―― 圧倒的当事者感で語られる切なくも優しい再生の物語! 2019年ノベル大賞 大賞受賞作。
喜咲 冬子『流転の貴妃 或いは塞外の女王』
後宮の貴妃だった紅玉は、北方の騎馬民族の盟主へと嫁がされることとなった。 “狄”と呼ばれ蔑まれる異民族の新王への贈りものとして。しかし紅玉を待ち受けていたのは、嫁ぎ先の氏族と敵対する者たちによる襲撃だった。戦利品として囚われた紅玉は、年下のアマルという少年の妻となるように言われ? 不遇のなかから、才覚と勇気ですべてを摑み取る中華風浪漫譚! 2019年ノベル大賞 佳作受賞作。
森 りん『愛を綴る』
孤独と貧困に負けることなく、けなげに生きてきた少女フェイス。17歳になりファーナム侯爵家のメイドとして働き始めるが、森で迷い途方に暮れていたところを、不思議な青年ルークに助けられる。字を読むことも書くこともできなかったフェイスは、ルークに文字の手ほどきを受けながら、知らず知らずに愛に目覚めていく……身分違いゆえに禁じられた純愛の行方は…⁉︎ 2019年ノベル大賞 佳作受賞作。
神戸 遥真『きみは友だちなんかじゃない』
高校1年の凜は、中学の頃から憧れていた岩倉祐に告白――が、目の前にいたのは“不良”と噂される隣のクラスの強面男子だった! おっかない風貌で「岩倉は俺」と言われ、ついメッセージアプリのIDを交換。告白相手を間違えたと言えないまま、強面男子・岩倉大悟との噛み合わないやり取りが始まると、見えてきたのは彼の意外な素顔で……? ドキドキ❤アオハルラブコメ!