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書籍

隠された真実に、千景と透磨の手がとどく……!?

異人館画廊

透明な絵と堕天使の誘惑

  • 600円+税
  • 2019年12月19日発売

親愛なるきみ
僕が誰だかわかるかい? 僕たちは運命の糸で結ばれている。

千景のもとに「--もうすぐ僕は、絵を完成させる。見た人を不幸にする絵だ……」と脅迫めいた手紙が届いた。消えた図像術の研究者、有名な心霊スポット「切山荘」、四つの絵……点と点が線となり、やがて千景の過去へと繋がっていく。誘われるように、自らの失った記憶に向き合おうとする千景を透磨は案じ、守ろうと二人の距離は近づいて--? 待望の第六弾!

シリーズ既刊情報

異人館画廊1

異人館画廊シリーズ

絵画に隠された謎に迫る美術ミステリー! 生死や感情を象徴するモチーフを絵画にして、それを見た者の無意識下に働きかける技法、図像(イコン)。英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、画廊を経営する祖父の死に際し帰国するが・・・。幼馴染みの透磨とともに、絵画に隠された真実に迫る。 (著者:谷 瑞恵)

著者プロフィール

谷 瑞恵(たに みずえ)

三重県出身。『パラダイス ルネッサンス』で1997年度ロマン大賞佳作入選。コバルト文庫『伯爵と妖精』シリーズ、集英社文庫『思い出のとき修理します』シリーズ、最新単行本は『木もれ日を縫う』集英社刊。他、著書多数。

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谷 瑞恵