\講談社タイガより発売!/
三日月邸花図鑑
花の城のアリス
禁忌の庭に住む少女と、
優しすぎる探偵が解く、切ない秘密。
「庭には誰も立ち入らないこと」——光一の亡父が遺した言葉だ。広大な大名庭園『望城園』を敷地内に持つ、江戸時代に藩主の別邸として使われた三日月邸。光一はそこで探偵事務所を開業した。ある日、事務所を訪れた不思議な少女・咲は『半分この約束』の謎を解いてほしいと依頼する。彼女に連れられ庭に踏み入った光一は、植物の名を冠した人々と、存在するはずのない城を見る。
白川紺子書籍一覧はこちら