単行本発売記念特集 光る検非違使退魔帖 ぴっかり 瀬川貴次 絵/大西実生子

あらすじ

平安京の治安を守る
検非違使の長官になった貴公子・輝光。
しかし彼は現場に出たがる、
部下にとっては困る上司だった。
ある日、落雷をきっかけに
死者や物の怪が見えるようになった輝光は、
「死者が犯人を教えてくれるなら、
事件解決も簡単では?」
と都の難事件に首を突っ込むように。
ひょんなことから知り合った、
怪異が見える天才少女とともに、
平安の都の悪を追う。 個性的すぎる面々が織りなす、笑いと人情あふれる平安あやかし捕物帖!

登場人物

  • 輝光 てるみつ

    若くして参議と検非違使別当(長官)を兼ねる、高貴な家柄の貴公子。人懐こく屈託のない性格で、身分の高さに似合わぬ行動力を持つが、妻の明子には弱い。

  • 咲子姫 さくこひめ

    幼いながらも、物怖じしない態度と聡明さを備えた少女。年齢に似合わぬ言動で輝光を驚かせることも。柄の悪そうな男達に絡まれていたところを、輝光に助けられる。

  • 博正 ひろまさ

    検非違使庁の少尉を務める、実直で職務に忠実な中年武官。現場の指揮を執り、事件の捜査に当たる。自由奔放な輝光の言動に振り回されながらも、冷静に職務を果たそうとする。

  • 熊笹 くまざさ

    検非違使に仕える放免(下っ端)。体格がよく濃い髭をたくわえた大男だが、実は気が小さく純情。

各話

  1. 第一話 別当輝光、はりきりすぎて部下にうざがられる

    夜盗に殺された男の事件現場に現れた輝光。型破りな言動で博正を振り回しながら、事件の真相に迫るが…?

  2. 第二話 別当輝光、雷に打たるるも甦る

    検非違使の仕事に熱意を燃やす輝光。ある出来事をきっかけに得た不思議な力を、捜査に役立てようと考えて…?

  3. 第三話 凶賊、平安の都を蹂躙す

    都を震え上がらせる一家惨殺事件。手がかりの乏しい難事件に、輝光は死者の声を頼りに挑むけれど…?

  4. 第四話 別当輝光、幽冥の狭間で菅原道真公と邂逅す

    凶賊の手がかりを追う検非違使たち。輝光は捜査を進める一方、新たに得た力の可能性を探っていき…?

  5. 第五話 別当輝光、幼き姫に指導鞭撻を乞う

    幼い姫君・咲子の境遇が明らかに。輝光との不思議な縁が深まるなか、都では不穏な事件が続き…?

  6. 第六話 放免熊笹、恋の奴にとり憑かれる

    放免の熊笹が、思いを寄せる女性との関係を深めていく。一方、咲子の身には思いがけない危機が迫り…?

  7. 第七話 咲子姫、腹筋が六つに割れる

    咲子の邸を訪れた輝光と博正。そこで起きた事件により、三人は予想もしなかった事態に巻き込まれ…?

  8. 第八話 判官博正、可憐で愛らしいと、ちやほやされる

    いつもとは違う立場に置かれた面々が、それぞれ奮闘する。熊笹は惹かれた女性との関係にも変化が訪れ…?

  9. 第九話 放免熊笹、白雪の君と手に手をとって駆け落ちす

    凶賊をめぐる事件の後始末を進める輝光たち。しかし、脅威は完全には去っておらず、不穏な気配が漂い…?

  10. 第十話 すばっと参上、ぴかっと解決

    百鬼夜行のさなか、熊笹に異変が起こる。輝光たちは恐ろしい怪異に立ち向かい、事件の決着を目指す!

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著者プロフィール

瀬川貴次 ● せがわたかつぐ

集英社ノベル大賞で最終選考に残ったことから、
1991年『闇に歌えば』でデビュー。
1999年には瀬川ことび名義で第6回日本ホラー小説大賞短編賞佳作受賞。
著書に「闇に歌えば」シリーズ、「聖霊狩り」シリーズ、
「鬼舞」シリーズ(コバルト文庫)、「百鬼一歌」シリーズ(講談社タイガ)、
「ばけもの好む中将」シリーズ、「暗夜鬼譚」シリーズ、
『晴明☆暗夜之鬼譚』(集英社文庫)、「怪奇編集部『トワイライト』」シリーズ、
「怪談男爵 籠手川晴行」シリーズ、
「もののけ寺の白菊丸」シリーズ(集英社オレンジ文庫)など著書多数。

書籍情報

表紙

単行本発売記念特集 ぴっかり

著者  瀬川貴次 絵  大西実生子

  • 2026年10月26日発売
  • ページ数:256ページ
  • 判型 四六判ソフト
  • 価格 1800円+税
  • ISBN 978-4-08-790251-8

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