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書籍

歌舞伎化&BL本作りに挑む天に忍び寄る「蔦重」の影!?

大江戸恋情本繁昌記

巻ノ弐 ~蔦重と意地の本~

  • 780円+税
  • 2025年5月19日発売

江戸は神田の花房町に、《浅倉堂》という地本問屋がございます。

令和の若手女性編集者・小桜天は、飛ばされた江戸時代でも生きるために本を作った。その本は大ヒットし、歌舞伎化の話が舞い込む。一方、花見の席で葛飾北斎が蔦屋重三郎を見たと言い出し、お抱えの戯作者は男色物−−BLを書きたいと申し出る。江戸のメディアミックスとBL本、そしてとっくに死んだはずの蔦重。果たして、その行方は−−。

シリーズ既刊情報

大江戸恋情本繁昌記シリーズ

エンタメ小説の若手編集女子、小桜天は浅草で打ち合わせの帰り、大御所作家と鉢合わせてトラブルとなり、もみ合ううちにトラックに轢かれてしまう。だが目覚めると、そこは病院ではなく、江戸時代⁉ 謎の侍に拾われ、三味線の女師匠に世話になる天だったが、生きるため、この時代でも本を作ることにする。果たして、現代の知恵で江戸の人々にも売れる本を作れるのか?

著者プロフィール

ゆうき りん(ゆうき りん)

『夜の家の魔女』で第19回コバルト・ノベル大賞受賞。『スイートスイーツショコラ』(徳間書店)『ブルー・ダイブ』(双葉社)等、著書多数。気ままな黒猫が家にいます。

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ゆうき りん