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書籍

廃嫡皇子×孤島の盟主…歴史に阻まれた二人が出会うとき、運命が動き出す!

廃嫡皇子・珠怜永の中華宮廷推理録

~瑞鳥来たりて叙説する~

  • 720円+税
  • 2024年8月20日発売

緩やかな波間を縫い、一艘の小舟が小島へ向かい進んでいく。

皇后だった実母が禁忌を犯し廃嫡された香綺国の皇子・怜永は、病に倒れた養母の治療法を求め、秘術に通じる孤島の紅紗族を訪ねた。偶然にも紅紗の盟主・雀炎の力を借りることができ、養母を苦しめる原因は呪術だと判明する。折しも宮廷では不可解な事件が相次いでいた。怜永は再び雀炎と共に捜査にあたるが、すべては怜永が廃嫡された15年前に行き着いて…。

著者プロフィール

希多 美咲(きた みさき)

9月27日生まれ。岡山県出身・在住。「月下浮世奇談」で2012年度ロマン大賞受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『写楽あやかし草紙 月下のファントム』(コバルト文庫)でデビュー。集英社オレンジ文庫に「からたち童話専門店」シリーズ、『あやかしギャラリー画楽多堂 ~転生絵師の封筆事件簿~』「龍貴国宝」』シリーズ、『共感覚探偵』などがある。

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希多 美咲