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書籍

弓と大剣のファンタジー、クライマックス突入!

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音

―見える神の代理人―

  • 640円+税
  • 2021年11月19日発売

「もったいないお言葉です。国家騎士団として、当然の責務を果たしたまでのこと。国と民の安寧のため、陛下、ならびに各国王族の方々の無事のご帰国、幸甚の至りに存じます」

火の島杯の惨劇から早三ヶ月。各国の王族を救った勇敢な王子として、ラントフリートとしての任務が増えているリヒト。王籍離脱の話も遅々として進まない。そんな折、シレジア国の新王を選ぶための代理競技が行われることになり、リヒトはその立会人を務めることに。だが、かつて縁談のあった令嬢が同伴することを知ったニナは、動揺のあまり失態を犯してしまい…。

シリーズ既刊情報

201905月刊リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音シリーズ

騎士が隊を組み、互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を競う――〈戦争〉にかわり〈戦闘競技会〉が、国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、「出来そこない」と揶揄されてきた。だが、ニナが出場した地方競技会を見たというリヒトに弓の才能を見出され、騎士団へ勧誘されて…!?

著者プロフィール

瑚池 ことり(こいけ ことり)

千葉県出身。12月31日生まれ。コバルト文庫『犬恋花伝――青銀の花犬は誓約を恋う――』にてデビュー。趣味は図書館。好きが高じて司書資格取得。

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瑚池 ことり