書籍
私はこの郷を守らなければならない。地上の神庭を――
雛翔記
天上の花、雲下の鳥
- 610円+税
- 2019年11月20日発売
日奈は今日、輿入れを命じられた。
神庭(かむにわ)の裔(すえ)が暮らす花の郷(さと)の少女・日奈は、鉄(くろがね)をつくり世に金気の穢れを撒き散らす黒金の大王のもとへ、正体を偽って輿入れすることを命じられた。しかもそれは、裏で大王毒殺の密命を帯びたものだった。輿入れのため、日奈が川で身を清めていると、怪しい男が声をかけてきた。川彦と名乗るその男は、たびたび日奈の前に現れるようになり……? 古代和風ファンタジー!
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