平安京の治安を守る
検非違使の長官になった貴公子・輝光。
しかし彼は現場に出たがる、
部下にとっては困る上司だった。
ある日、落雷をきっかけに
死者や物の怪が見えるようになった輝光は、
「死者が犯人を教えてくれるなら、
事件解決も簡単では?」
と都の難事件に首を突っ込むように。
ひょんなことから知り合った、
怪異が見える天才少女とともに、
平安の都の悪を追う。
-

若くして参議と検非違使別当(長官)を兼ねる、高貴な家柄の貴公子。人懐こく屈託のない性格で、身分の高さに似合わぬ行動力を持つが、妻の明子には弱い。
-

幼いながらも、物怖じしない態度と聡明さを備えた少女。年齢に似合わぬ言動で輝光を驚かせることも。柄の悪そうな男達に絡まれていたところを、輝光に助けられる。
-

検非違使庁の少尉を務める、実直で職務に忠実な中年武官。現場の指揮を執り、事件の捜査に当たる。自由奔放な輝光の言動に振り回されながらも、冷静に職務を果たそうとする。
-

検非違使に仕える放免(下っ端)。体格がよく濃い髭をたくわえた大男だが、実は気が小さく純情。
-
夜盗に殺された男の事件現場に現れた輝光。型破りな言動で博正を振り回しながら、事件の真相に迫るが…?
-

-
検非違使の仕事に熱意を燃やす輝光。ある出来事をきっかけに得た不思議な力を、捜査に役立てようと考えて…?
-
都を震え上がらせる一家惨殺事件。手がかりの乏しい難事件に、輝光は死者の声を頼りに挑むけれど…?
-

-
凶賊の手がかりを追う検非違使たち。輝光は捜査を進める一方、新たに得た力の可能性を探っていき…?
-
幼い姫君・咲子の境遇が明らかに。輝光との不思議な縁が深まるなか、都では不穏な事件が続き…?
-

-
放免の熊笹が、思いを寄せる女性との関係を深めていく。一方、咲子の身には思いがけない危機が迫り…?
-
咲子の邸を訪れた輝光と博正。そこで起きた事件により、三人は予想もしなかった事態に巻き込まれ…?
-
いつもとは違う立場に置かれた面々が、それぞれ奮闘する。熊笹は惹かれた女性との関係にも変化が訪れ…?
-
凶賊をめぐる事件の後始末を進める輝光たち。しかし、脅威は完全には去っておらず、不穏な気配が漂い…?
-
百鬼夜行のさなか、熊笹に異変が起こる。輝光たちは恐ろしい怪異に立ち向かい、事件の決着を目指す!
-

集英社ノベル大賞で最終選考に残ったことから、
1991年『闇に歌えば』でデビュー。
1999年には瀬川ことび名義で第6回日本ホラー小説大賞短編賞佳作受賞。
著書に「闇に歌えば」シリーズ、「聖霊狩り」シリーズ、
「鬼舞」シリーズ(コバルト文庫)、「百鬼一歌」シリーズ(講談社タイガ)、
「ばけもの好む中将」シリーズ、「暗夜鬼譚」シリーズ、
『晴明☆暗夜之鬼譚』(集英社文庫)、「怪奇編集部『トワイライト』」シリーズ、
「怪談男爵 籠手川晴行」シリーズ、
「もののけ寺の白菊丸」シリーズ(集英社オレンジ文庫)など著書多数。





