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書籍

死者は語らずとも、手紙は語る。

代筆屋アビゲイル・オルコットの事件記録

ホワイトチャペル連続殺人

  • 680円+税
  • 2025年3月18日発売

さまざまな匂いがひしめきあい、霧にまじって溶けてゆく。

19世紀末英国。アビゲイル・オルコットは伯爵令嬢でありながら、ロンドンの下町にて代筆屋を営む変わり者。ある日、客のひとりの娼婦が惨殺死体で見つかる。巷を騒がす切り裂きジャックの仕業と目したアビゲイルのもとへ、社交界の有名人である貴族のエドマンドが訪れたことで事態は急変。逮捕騒動や婚約報道を経てバディを組み、独自調査に乗り出した二人だが⁉

著者プロフィール

仲村 つばき(なかむらつばき)

6月27日生まれ。東京都出身、埼玉県在住。2012年、第14回エンターブレインえんため大賞ガールズノベルズ部門特別賞受賞。『出オチキャラだったはずなのに、今やすっかり聖女です』(eコバルト文庫電子オリジナル)、『廃墟』シリーズ(集英社オレンジ文庫)、『シンデレラ伯爵家の靴箱館』シリーズ(KADOKAWAビーズログ文庫)他、著書多数。

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仲村 つばき