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書籍

わたしが会社を、みんなを窮地に追い込んだ!?

それってパクリじゃないですか? 3

~新米知的財産部員のお仕事~

  • 600円+税
  • 2023年9月19日発売

今度こそ、ちゃんと書けていると言われる。そのはずだ。

中堅飲料メーカー「月夜野ドリンク」知的財産部の一員として経験を積んできた亜季。北脇とも理想の上司と部下になれたと喜んだのも束の間。なぜか北脇が厳しく接してくるようになり、亜季は戸惑っていた。そんな折、「今宮食品」という会社が、月夜野に特許の買い取りを打診してきた。それは月夜野の看板商品『緑のお茶屋さん』にも関わりのある特許なのだが、その金額は法外なもので……? 大人気シリーズ第3弾!

シリーズ既刊情報

それってパクリじゃないですか?シリーズ

中堅飲料メーカーに勤める亜季は、自社の特許や商標を権利化する知的財産部に異動になった。知財ド素人の亜季は上司の北脇にしごかれながらも、親友の服飾ブランドの商標乗っ取り事件やパロディ商品の訴訟騒ぎなどの案件を、悪戦苦闘しながら乗り越えていく。そんな時、社運をかけて開発していた新製品のお茶の技術が、ライバル会社から特許の侵害を通告されて!?

著者プロフィール

奥乃 桜子(おくの さくらこ)

群馬県出身、富山県在住。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、「あやしバイオリン工房へようこそ」で2017年ノベル大賞佳作受賞、同作で文庫デビュー。おもな著作に『上毛化学工業メロン課』『それってパクリじゃないですか?』(集英社オレンジ文庫)『身代わり姫と呪われし賢者』(コバルト文庫)など。

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奥乃 桜子