書籍
呪いの絵画をめぐる美術ミステリー
異人館画廊
贋作師とまぼろしの絵
- 560円+税
- 2015年1月20日発売
千景の目の前には、ライトに照らし出された極彩色の絵がある。
英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は、高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが、怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所持していた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。しかも鑑定を依頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って…!?
シリーズ既刊情報
異人館画廊シリーズ
絵画に隠された謎に迫る美術ミステリー! 生死や感情を象徴するモチーフを絵画にして、それを見た者の無意識下に働きかける技法、図像(イコン)。英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、画廊を経営する祖父の死に際し帰国するが・・・。幼馴染みの透磨とともに、絵画に隠された真実に迫る。 (著者:谷 瑞恵)
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