新刊発売情報! 7月刊発売中!
7月15日(木)新刊4冊が発売になりました!
各書籍のページで試し読みもご覧いただけます。ぜひご覧ください。
赤川 次郎『合唱組曲・吸血鬼のうた』
合唱コンサートの帰り、見知らぬ女性に『リュドミラ様』と呼びかけられたエリカたち。エリカの友人・関谷しおりと、その『リュドミラ』が瓜ふたつだというのだが……? しおりとリュドミラ、日本とトランシルヴァニアを繋ぐ幻の秘宝〈マキシミリアン大公の十字架〉の謎を追って、クロロック父娘は東欧に飛ぶ! 大人気ロングランシリーズ、待望の最新作!
白洲 梓『威風堂々惡女 7』
焼け落ちた雪媛の生家を訪れ「住人は死んだ」という噂も耳にした青嘉だったが、秋海たちはどこかへ逃げ延びたと信じて探し始めた。 一方、皇帝の命によって流刑地から後宮へ戻ることになった雪媛は、皇帝・碧成しか訪れない小さな楼閣・夢籠閣に軟禁され、親しい侍従や協力者とも引き離されてしまった。常に見張られ続け、雪媛の心身はしだいに衰弱してしまい……?
奥乃 桜子『神招きの庭 4 断ち切るは厄災の糸』
「物申」の力を継ぐために二藍以外の男性と子を生さねばならない――。綾芽に下された非情な命令は二人の関係に影を落とした。苦悩を押し隠し、初めて祭主として神招きを行った綾芽。だが、時を同じくして大地震を引き起こす神が斎庭に現れる。いくつもの地脈を巻き込んで荒ぶる神を鎮め、厄災を回避できるのか。そして、滅びへと向かう運命を止める切り札とは……。
瀬川 貴次『怪談男爵 籠手川晴行』
男爵家の当主ながら定職に就かず、裕福な姉の嫁ぎ先からの援助で悠々自適の生活をおくる、美貌の青年・籠手川晴行。怪異に愛される彼はひとたび奇妙な話を聞けば、首を突っ込み東奔西走。二枚目歌舞伎役者・市川翔燕の婚約者を悩ませる不気味な音、老舗商店の息子を虜にする妖しい娼妓、夜な夜な現れる十二単の女……。花咲く帝都を舞台に、大正モダン怪奇譚開幕!