いぬじゅんのお悩み相談室 いぬもあるけば

今回のお悩み

私は自分の顔、容姿に自信がありません。目は一重で重たくて鼻は低く丸くて大きいです。中学生の頃、日本人形ってあだ名がつきました(今高校生)。普段は「日本人形で何が悪いっ!お前らはバービー人形を求めてんのか!ここは日本だ!」と強気でいれるのですが、メイクを頑張っても可愛くならない顔見てたまに辛くなります。どうしたら容姿に自信を持てますか?

(ぺんねーむ さん)

みなさんこんにちは、いぬじゅんです。
今回も皆さんのお悩みにズバッと、時にはゆるっとお答えします!

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていたかもしれない」
フランスの哲学者パスカルが言ったとされる言葉です。
エジプト最後の女王であるクレオパトラは世界三大美女のひとりとも言われています。
その美貌にカエサルやアントニウスという権力者が夢中にならなければ、エジプトはローマに支配されなかったかもしれません。
とはいえ、質問者様に女王になりたいという野望はありませんよね。
あるようでしたらまた別の回答をしますのでおっしゃってください。

女性の友人が言っていました。
「メイク用品は年々進化している。あとは技術を磨くだけで自分に魔法がかけられる」と。
質問者様もこれからたくさんの知識と技術を習得すれば、きっとなりたい自分になれるはず。
けれど、ひとつだけメイクでは変われないものがあります。
それは、あなたの心です。

容姿に惹かれる男性は多いかもしれませんが、そんな人は外見をきっかけに好きになっているだけ。
年齢とともにその愛は下降の一途をたどることでしょう。
最後に残るのは、心からその人を愛せるかどうか。
他人になんと言われようが、その澄んだ水のような心だけは汚さないようにしてほしいです。
そのためにはまず自分自身を愛してほしい。
「どうせ自分なんて」と思ったとしても、そんなダメな自分も含めて好きになってほしいです。

ちなみに、クレオパトラの最期をご存じでしょうか。
自分を愛してくれる人が去り、失意のなか毒蛇に自分をかませてこの世から消えたそうです。
クレオパトラが幸せだったかどうかは、本人にしかわからないことですね。

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