2025年ノベル大賞受賞者 一問一答
橘マコト
Q. 受賞したときの気持ちは?
本当に嬉しかったです。受賞の言葉にも書いたとおり、近所迷惑にならないよう湯船の中で「ゴボボォ!」と叫びました。
Q. 誰かに受賞の報告はしましたか?
家族と友達に伝えました。
Q. 小説を書き始めたのはいつごろですか?
高校生の頃です。文学研究部に所属していました。
Q. 文学賞やインターネットへの投稿歴を教えてください。
今回のノベル大賞が初の応募です。実は高校卒業以降、ノベル大賞へ応募するまで創作から長らく離れていました。
Q. 投稿生活中一番思い出に残っているエピソードはありますか。
結婚をしているんですが、最終選考に残った連絡をいただいたあと、相手に「嬉しいことがありました。今日は何時ごろ帰ってきますか?」とラインしたら、ノベル大賞のことだと察されていました。応募してからノベル大賞の話なんてしていないのになんで分かった…?
Q. 受賞作を書こうと思ったきっかけは?
税理士のミステリーものがなかったからです。「税理士って謎解き適性ありそうだけどなぁ」と思って書き始めました。
Q. 受賞作は、小説を書き始めてから何作目ですか。
長編小説という括りでは一作目です。高校時代は1-2万字の小説を書いていました。
Q. 受賞作の執筆にはどのくらいの期間をかけましたか?
一年ちょっとです。遅筆…。
Q. 受賞作を書いていて一番苦労したことは何ですか?
主人公の鮫島が基本何事にも反応が薄いキャラなので、動かすのに一番苦労しました。
Q. 執筆スタイルを教えてください。
頭から書くのではなく、「書くのがダルそうなところ」から書きます。苦手な料理から食べて、好きな料理はとっておくのと同じですね。料理と違うのは、話の流れを掴めていないままダルい部分を書くので、余計にダルいということです。
Q. 執筆環境を教えてください。
基本的に自宅で書いていて、出先でフレーズや文章が浮かんだらGoogle Keepでスマホにメモしています。
Q. 月に何冊くらい本を読みますか?
かなりばらばらで、月に一冊だったり十冊だったりします。
Q. どんな時にアイデアが浮かびやすいですか?
浮かばずに散々唸ったあと、パソコンから離れた時でしょうか。散歩だったりお風呂だったり、別のことをすると急に浮かんできます。
Q. 煮詰まった時の気分転換や、執筆のモチベーションを保つコツはありますか?
↑のとおり、散歩やお風呂です。モチベーションとは少し違うんですが、受賞作の改稿中は「これが終わったら温泉行くぞ」と自分を鼓舞していました。
Q. キャラ、ストーリー、シーンなど、どの要素から物語を作りますか。
ストーリーだと思います。こんな話にしようかな→こんなキャラがいいな/こんなシーンがいるな、みたいな感じに膨らませていきます。
Q. 設定を考えてから書くタイプ? 書きながら設定を考えるタイプ?
かなりかっちり考えてから書くタイプです。ただ、書いている途中で伏線を増やすために、設定を追加することはホイホイします。
Q. 小説を書くときにこだわっていることはありますか?
わざと長台詞にさせるとき以外、一段落三行以内にすることです。
Q. 自分はこれに「萌える」という設定や人物像があれば教えてください。
でかいお姉さん、強いお姉さん、でかくて強いお姉さんです!
Q. 大好きな作家を三人教えてください。
「本」ではなく「作家」だと挙げるのが難しいですね。大好きな作家ってなんだろう。「この人の本はかなり読んでいます!」という意味であれば、中山七里先生一人になってしまいます。
Q. 大好きな小説を三つ教えてください。
プリズンホテル(浅田次郎)、舟を編む(三浦しをん)、PRIZE―プライズ―(村山由佳)他にも色々ありますが、今の自分が大好きなのはこの三作です!
Q. 小説以外で大好きな作品を三つ教えてください。
RRR(映画)、キングスマン(映画)、のだめカンタービレ(ドラマ)
Q. 今後の目標・抱負は?
書けるテーマの幅や深さを広げられるように、興味のアンテナを多く持ちたいです。色んな話が書けたら、と思っています!