8月18日（金）新刊4冊が発売になりました！
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白洲 梓『威風堂々惡女 12』
同盟を結んだ異民族クルムの軍勢を従え、ついに瑞燕国に帰還した雪媛。神力で朔辰軍の侵攻を退けたという噂は都にも届き、民衆は神女の加護に沸いていた。皇帝の証である玉璽を持つ碧成を捕らえた環王は雪媛に自分を正式な皇帝として祝福せよと求めるが、冷たく拒絶されてしまう。焦った環王は都中の尹族を捕らえるよう命じ、雪媛を都へ呼び寄せるべく画策するが!?

松田 志乃ぶ『わたしの嫌いなお兄様』
元士族・橋本家のひとり娘、有栖は腹を立てていた。年上の従兄、春日要との縁談を勝手に決められてしまったからだ。資産家の両親のもと、何不自由なく育った要は、知的で優しい美貌とは裏腹に、悪戯好きでキザ、おまけに素人探偵気取り…と、大変な問題児なのである。この強引な縁談を白紙にすべく、有栖は縁談の裏に隠された「人形紛失事件」を解決しようと奮闘し……？

希多 美咲『共感覚探偵 奇々怪界は認めない』
土砂災害で行方不明になった9年後に奇跡の生還を果たした祇王芯夜。大学生になっても「生き神様」と噂される芯夜のもとに、奇怪な相談が舞い込んだ。それはお寺に夜な夜な浮遊する火の玉で、目撃者は体調を崩し、ついに死者まで出たという。怯える女性に、芯夜は「怪異も人が作るもの」と一刀両断し、真相解明に動き出す。だが芯夜には、ある秘密があって……。

椹野 道流『ハケン飯友 僕と猫の、小さな食卓』
神社でお参りしたらハケンされてきた愉快な猫（夜は人型）と坂井は毎晩の夕食を共にする仲。そんな平和な春のある日のこと、旅番組を観ていた猫の何気ない一言がきっかけで、猫と坂井は海辺の旅館に一泊二日の小旅行に出かけることになるのだが……!?　夏はお庭でBBQ、秋には思いがけぬ客が訪れて。ますます笑って、たくさん食べて猫と坂井の楽しい毎日！