好評
発売中それは、AIがついたやさしい嘘。
いつか訪れる近未来の恋愛小説!
ハルシネーションの庭
村崎 なつ生装画:紀伊カンナ
つきあっていた女性との苦い別れから、人間に触れ、傷つけてしまうことをひどく恐れるようになった青年・七緒。さまざまな性格のAIとランダムにマッチングするアプリ『プラネット』で奇妙なAI・牡丹と出会い、男性型中古アンドロイドに彼を入れて共に暮らし始める。人ではないからこそ一緒にいられる二人。牡丹の綴る言葉に触れるうち、七緒の心は少しずつ癒されていき──。
この2人に注目!
人間が怖い男&人間じゃない男
船橋七緒
加害恐怖を抱える青年。形あるものが好きで、リサイクルショップで働いている。何にでも興味を示し無遠慮な牡丹の世話を焼きつつ、いつしか惹かれていく。
牡丹
亡くなった作家の人格をもとに作られたAI。好奇心旺盛かつAIらしからぬ不遜さで七緒を振り回すが、子供のように天真爛漫なところもあり憎めない。
好評
発売中ちょっとした人助けからはじまる
親愛と成長のバディ物語
宝石商リチャード氏の
謎鑑定シリーズ(全16巻)
辻村 七子装画:雪広うたこ
公務員志望の堅実な大学生・正義が、酔っ払いに絡まれている美貌の外国人宝石商・リチャードを助けたことから、すべては始まった。リチャードが店主を務める宝石店エトランジェでアルバイトとして働き始めた正義は、リチャードの価値観と様々なお客様の事情に触れて視野を広げていく。そして完璧に思えたリチャードの過去と呪縛を知り、ふたりの関係は雇い主と従業員という関係性を超えたものへと変化していき……? 第1巻刊行から10年、今秋ついに完結した大人気シリーズ!
この2人に注目!
完璧な美貌の
英国紳士&ちょっと迂闊な
正義漢
リチャード・ラナシンハ・ドヴルピアン
流暢な日本語を操る、年齢不詳で美貌の英国紳士。敏腕宝石商。代々木公園で酔っ払いに絡まれているところを正義に助けられる。銀座に店舗を構える宝石店エトランジェの店長。世界中に顧客がいる。所作も知性も完璧だが、料理の腕が壊滅的。複雑な実家事情を抱えている。
中田正義
公務員志望の大学生。テレビ局の夜勤バイトの帰りにリチャードを助けることに。困っているひとを見ると猪突猛進で助けにいってしまう衝動的な部分もある。リチャードに出会ったことで大きく成長していく好青年。
好評
発売中果たして二人は運命に翻弄されたのか、
あるいは、運命が翻弄されたのか――。
ジャレッド・エドワーズの殺害依頼
小菅 あすか装画:ハルカゼ
1968年9月、湖水地方にある町ブルー・ヒルの森において、40年以上も前に失踪したジャレッド・エドワーズの遺体が発見される。有数の資産家であるエドワーズ家でいったい何があったのか。一度も会ったことのない伯父の死に興味を抱いたマライアは、亡き父の古馴染みであるオーエンを巻き込み、真相を探るべく、ブルー・ヒルへ向かう。
すべての始まりは1923年。エドワーズ家の御曹司ジャレッドと、新米ページ・ボーイのマイケルが出会ったことにより、美しくも残酷な運命は動き出し――?
この2人に注目!
神経質な男&自由で
マイペースな男
ジャレッド
英国屈指の資産家であるエドワーズ家の御曹司。自分に厳しく他人にも厳しいため、傲慢な態度をとることも。根が純粋ゆえ、認めた相手に対しては素直になり、心を預けてしまう。潔癖なほどのまっすぐさは、時にマイケルにとって負担となる。
マイケル
つい最近、エドワーズ家に雇われたばかりの新米ページ・ボーイ。教養はあまりなく、仕草や態度もまったく洗練されていない。紅茶にこだわりのあるジャレッドの前で同じ給仕ミスをくり返したため、彼には最悪の印象を持たれている。
12/18
発売死んだ相棒が帰ってきた──犬になって。
キュートマイルドな探偵小説!
相棒は犬 3シリーズ(既刊3冊)
愁堂 れな装画:奈良千春
相棒の三上が不自然な殉職を遂げたのを機に警察を辞め、叔父が経営する探偵事務所で働き始めた甲斐貴己。連日閑古鳥が鳴く事務所に、ある日一匹のトイプードルがやってくる。迷い犬かと思いきや、トイプードルは甲斐に向かって「俺だよ俺、三上だよ!」と人間の言葉を話し始め?! 更には三上の飼い主で、彼を「マカロンちゃん」と呼び溺愛するコワモテヤクザ・若林も乱入し大わらわ。甲斐とマカロンは三上の死の真相に辿り着けるのか?!
この2人に注目!
苦労人な男&犬になった男
甲斐貴己
探偵事務所で働く元警官。端正な顔立ちだが目つきを怖がられがちで客が寄り付かない。元警官だが、ヤクザの若林のことは普通に怖い。
マカロン(三上祐二)
トイプードルに転生した甲斐の相棒。かわいい犬としての生き様がすでに板についており、でろでろに溺愛してくるヤクザの若林を手玉に取り利用する。
好評
発売中戦後復興期を舞台に、
瓦礫から立ち上がる男たちの熱い絆の物語!
荒野は群青に染まりてシリーズ(全3巻)
桑原水菜装画:Re°
戦時中、朝鮮半島に育った少年・阪上群青は、引揚船の上で、赤城壮一郎と運命的な出会いを果たす。二人は、瓦礫と化した東京で身を寄せ合うようにして暮らすうちに石鹸製造会社「ありあけ石鹸」を創業。群青は、自分の理想の石鹸作りを実現しようと意欲を燃やす。(暁闇編)。だが、高度経済成長期に入って、大学に進学したはずの群青は行方不明となり、ありあけ石鹸は倒産の危機から身売りし、社長だった赤城は一社員に。そこへ思わぬ肩書きを持った群青が現われて――(相剋編)。混迷の戦後日本を舞台に描かれる物語を躍動させるのは、群青と赤城という、対称的な名前を持つ二人の男。二人の関係性を日常シーンからも描いた短編集も合わせて、熱い男の絆をご堪能いただきたい。
この2人に注目!
逆境に負けない真っ直ぐな少年&過去に傷を持つ大人の男
阪上群青
引揚船の中で母を亡くし天涯孤独となるが、そこで出会った赤城と少しずつ絆を深め、やがて血の繋がらない彼を「あんちゃん」と呼ぶようになる。自分の理解者である赤城を心から慕いつつ、謎の男から告げられた「赤城は君の母親を突き落とした」という言葉が心に刺さっていて――。
赤城壮一郎
引揚げ船の中で、群青の母が転落死した現場にいた男。終戦直後の東京で暮らすうちに、身寄りをなくした群青にとって、家族のような頼れる存在になる。男気あふれる性格で、視野も広く、「ありあけ石鹸」の立ち上げに尽力。だが、戦時中のある経歴が、彼の心に影を落としている。












