拡大

書籍

「そばにいたい」思ったのは、ただそれだけ。

オクガミサマ

  • 2026年11月19日発売

あ、俺来週はオクガミサマの日だから駄目だわ、と佐倉が呟いた。

大学で民俗学を研究する司は、同期の友人・智徳に誘われ、彼の実家が祀る憑き神「オクガミサマ」の調査に向かう。智徳はオクガミサマに選ばれて「神の伴侶」となり、まもなく世俗を離れるという。「もう彼に会えなくなるのかも」司の胸によぎる複雑な思い。一方、智徳にも、司を誘うある目的が。オクガミサマとは何なのか? 今宵、童間という禁足地の扉が開く――。

著者プロフィール

遠野 渉(とおの わたる)

『オクガミサマ』(波之間之泡名義)で、第234回集英社短編小説新人賞佳作を受賞。同作を改稿した『オクガミサマ』でデビュー。

この作品をシェアする

遠野 渉