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書籍

海は広くて青くて、少し寂しい——。

海と初恋と、ガラスのような君の記憶

  • 650円+税
  • 2025年7月17日発売

運河の小路から、揺れる水面をずっと、眺めていたことがある。

小樽で暮らす高2の映は、訳あって四姉妹で実家のミニシアターを営んでいる。ある初夏の日、シアターを手伝う映が出会ったのは、いつも同じ作品を観にくる不思議な青年・海里だった。映画をきっかけに親しくなり、小樽の街の名所を一緒にめぐる二人だったが、実は海里には、本人さえ知らない衝撃の秘密があって…。ガラスペンのように青くて脆い、透明な恋の物語。

著者プロフィール

相羽 鈴(あいば りん)

7月25日生まれ。獅子座。O型。新潟県生まれ。北海道在住。「1000キロくらいじゃ、涙は死なない」で2007年度ノベル大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『函館天球珈琲館』、『イケメン隔離法』、『Bling Bling』、『海と初恋と、ガラスのような君の記憶』がある。

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相羽 鈴