今回のお悩み
いぬじゅんさん、こんにちは。お悩みの相談です。
買い物に行った時に買いたいものだけを買いたいのに、行くと必ずほかの物も大量に買ってしまい
あとで後悔します。それがなかなか治せないのでどうしたらよいですか?
(静岡CREWのまーくん)
みなさんこんにちは、いぬじゅんです。
今回から皆さんのお悩みにお答えするコーナーがはじまりました。
どんなお悩みでもズバッと、時にはゆるっとお答えします。
買い物に行って、ほかの物を大量に購入してしまう気持ち、すごくわかります!
ただ私レベルになると、洗剤を買いに行ったのに洗剤だけを買わずにほかの物を買って帰ってくることが多々あります。
家のドアを開いた瞬間に思い出し、悶絶することもしばしば。
最近は買い物でも現金を使うことが少なく、バーコード決済を利用する機会が増えました。
お金を使っている感覚が薄れ、ついつい買いすぎてしまいます。
かと言って、少量の現金だけを持って買い物に行くのは不安……。
そこで今回は少し違った切り口でお答えしようと思います。
「リベンジ夜ふかし」という言葉はご存じですか?
自由な時間がなかったり、思うように過ごせなかったりした日に、そのまま寝るのはもったいないと感じてしまい、ついつい夜ふかしをしてしまうことだそうです。
私もこの症状に悩まされており、スマホを何時間も眺めてしまうことがあります。
買い物も一緒で、日々のストレスをそこにぶつけてしまうのではないでしょうか。
買い物かごを手にした瞬間、「ストレス解消モード」が音もなく作動しているのかもしれません。
そういう時の対処法はズバリ、“買い物かごを持たない”ことです。
カートにかごを載せるなんてもってのほかです。
品物の前に行き、自分に問いかけるのです。
「これは本当に、今買わなくてはならないものですか?」
丁寧語で話しかけるのは冷静さを取り戻すため。
心の声は答えます。
『うむ。絶対に必要なものじゃ』
けれど、ここで流されてはいけません。
「本当に本当に必要な物なのでしょうか? ないと今すぐに困る物ですか?」
『う、うむ……』
心の声に迷いが見えましたね!?
そんな時は一度その場を去りましょう。そして、違うコーナーでも同じ問答をくり返すのです。
どんなに必要な物でも、手に持ちきれない場合はあきらめましょう。
吟味をくり返し、自分との対話で許可が出た物だけを持ってレジでお会計をします。
人間が本当に必要な物なんて、両手に余るほどはありませんから。
心の声との闘いが終わり、店を出る頃、あなたはきっと勝者の笑顔を浮かべていると思います。
堂々と胸を張り、家まで大股で帰りましょう。
勇者を讃えるファンファーレが聞こえることでしょう。
このコーナーでは皆さんからのお悩みを募集しております。
どんなお悩みでもお寄せください。
次回はどんなお悩みが届くのか、楽しみにしております。