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書籍

救国の神女か、稀代の惡女か。

威風堂々惡女 10

  • 620円+税
  • 2022年7月20日発売

夜になると、ひんやりとした空気が暗い石の城に満ちた。

京の策略により、雪媛は遊牧民族の長オチルのもとに連行された。雪媛に夜伽をさせようとするオチルだったが、復讐に燃える京は雪媛を瑞燕国との交渉材料にすべきと進言し交渉の場までの同行を申し出る。しかしその目的は、雪媛を奴隷商人に売り渡すことだった。一方、芳明を追って智鴻の屋敷を訪れた瑯は、芳明の息子・天祐と出会い、強引に連れ出すのだが……?

シリーズ既刊情報

201810威風堂々惡女

威風堂々惡女シリーズ

瑞燕国で最下層とされる尹族の少女・玉瑛は、皇帝の「尹族国外追放」の勅命により、下女として働いていた貴族の屋敷を追われた。山中を彷徨う玉瑛は追いついた騎兵に斬られ、尹族差別の元凶となった皇帝の側室・柳雪媛への恨みを胸に意識を失ってしまう。歴史を塗り替える、激動の逆行転生伝!(著者:白洲梓)

著者プロフィール

白洲 梓(しらす あずさ)

宮城県出身、東京都在住。B型。『最後の王妃』で2015年ノベル大賞受賞。受賞作以外に『暁の王女』『煌翼の姫君』(ともにコバルト文庫)、『九十九館で真夜中のお茶会を』『威風堂々惡女』シリーズ『言霊使いはガールズトークがしたい』(集英社オレンジ文庫)がある。

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白洲 梓